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非破壊検査 用語まとめ

自分が分かりづらい用語などをまとめていくだけのブログです。 もし間違っているところなどがありましたら、ご指摘いただけると幸いです。

クリーピング波

超音波探傷試験

 クリーピング波とは試験体の表面を沿って伝搬する縦波のこと。

 

クリーピング(Creeping)とは「這って進む」という意味。

 

縦波斜角探触子の屈折角を90°に設定すると、実際には縦波が約75°の方向に放射される。このうち一部の縦波が探傷面に沿って伝搬し、これをクリーピング波という。

 

このクリーピング波は表面及び表面近傍のきずの検出に優れており、溶接部の止端割れなどの検出に良いとされている。

 

クリーピング波探触子では同時に横波も発生しており、この横波は試験体底面でモード変換し、二次クリーピング波として試験体底面を伝搬する。

 

クリーピング波は表面波と違い、試験体表面の凹凸や、接触媒質からの反射や散乱がない。しかし、同時に横波や二次クリーピング波が発生するため非常に複雑となる。